桶川市 がん検診のご案内
検査名 | 対象者 | 内容 | 自己負担額 |
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肝炎ウィルス検診 | 昭和52年3月31日以前生まれの方(但し過去に肝炎ウィルス検診を受けた方は対象外です) | 問診 血液検査 |
700円 |
大腸がん検診 | 昭和52年3月31日以前生まれの方(但し集団大腸がん検診を受ける方は対象外です) | 問診 検便(便潜血検査) |
700円 |
前立腺がん検診 | 平成29年3月31日時点で50~74歳の偶数年齢の方 | 問診 血液検査(PSA検査) |
500円 |
胸部レントゲン検診 | 昭和27年3月31日以前生まれの方(但し肺がん検診を受ける方は対象外です) | 問診 胸部レントゲン |
無料 |
ABC検診は、採血だけでわかる胃がんリスク検診
胃がんのリスクが高い場合には内視鏡検査をできるだけ早く受けることで早期発見に大きく役立ちます。ABC検診は、胃がんにどのくらいなりやすいかを評価する新しいタイプの検診です。採血によって、胃がんの主な原因とされるピロリ菌感染の有無、そして胃粘膜の萎縮を評価します。高リスクの結果が出た場合には、ピロリ菌の除菌治療を受け、定期的な内視鏡検査を受けることで効果的な予防や早期発見につながり、生活やお仕事に影響を与えずにクオリティ・オブ・ライフを守ることができます。
ABC検診とは
ピロリ菌感染と、それによる慢性的な胃炎が続くことで起こる胃粘膜の萎縮は、胃がんと強い関連性を持っています。世界保健機構(WHO)では、ピロリ菌の感染を発がん因子としては最高の危険性を示す「グループ1」に分離しており、日本でも内視鏡によるピロリ菌感染検査と除菌治療が条件付きで保険診療の適用になっています。
ABC検診は血液を採取して、ヘリコバクター・ピロリIgG 抗体(Hp抗体)検査により胃がんの原因となるピロリ菌の感染の有無を調べ、ペプシノゲン(PG)検査で萎縮性胃炎の有無を調べます。判定は、ABCDの4グループに分類され、胃がん発症の危険度(リスク)を評価します。Aが健康的な胃粘膜、Dが最もリスクの高い状態です
胃がんを効果的に予防するために
ABC検診のメリット
- 胃がんのリスク(なりやすさ)評価を知ることができる
- ピロリ菌感染の有無を知ることができ、除菌治療による胃がんの予防につなげられる
- レントゲンのようなX線検査ではないため、被ばくの心配がなく身体への負担がない
検査費用
ABC検診単独の場合 | 4,180円(税込、診察料・手数料込) |
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他の血液検査のオプションとしてABC検診を組み込む場合 | 3,770円(税込み) |
※なお、ABC検診には健康保険は適用されないため、自費診療となります。